本作品は2005年ドイツに手制作・発表されました。
観客は、指示書に従いヘリウムガスで満たされた風船を会場に放ち、作品を変化させてゆきます。風船は数日間空間を漂い床に落下します。この作品は観客の行為の記録であると同時に、観客と作品のひとときの対話でもあります。
近年、世界中でヘリウムガスの入手が困難になっています。その背景にも思いを巡らせながら、皆さんのご来場とご参加をお待ちいたします。
2024年6月4日〜6月16日