服部 将己展
「京都に来たらええ。」
今回の展示はまず、武田浪さんと東京 表参道にある現代陶芸ギャラリー「GALLERY TAO」
で知り合うところから始まりました。
祇園祭りのタイミングで「MARONIE」を訪問。
代表の西川さんと少しお話をして京都の町を歩きました。
「継」 – Inheritance –
が私の感覚に残りました。
「陶」は模倣性模造性に適した素材であり、リアルを住空間のなかに存在させてきました。それは、古来より人間の傍らに、ただ存在し継承されてきました。
しかしそれは、「一粒の砂」のリアルさとは違い、「生活」の中にリアルを演出します。
今回の展示では、現代を生きる我々が継承してきた感覚をリアルな物質と化し、身体との連動性とともに体験できるようインスタレーションとして会場を構成しました。
どうぞご来場、ご高覧くださいますよう
よろしくお願い申し上げます。
今回の展示にご尽力くださる方々に心から感謝申し上げます。
服部将己
2012年11月20日〜11月25日