北村英哲 頭の中の梢にふれる
ごつごつしたガラス製の灰皿。木々が重なる山の景色。半透明な肌。
心を静かに、目に映る物のかたちや色、そこにある空気を絵具と
タッチに置き換えて、たんたんと画面の上においていく。
なるべく余計なものが入らないように。
物を見ているようでもあり、頭の中の梢をなぞるようでもあり。
そんな気持ちでたんたんと、画面の方からもういいよと言われるまで
おいていく。
そうしてうまれた絵で、あなたの梢が少しでもゆれたら、
とてもうれしく思います。
2013年2月5日~2月10日
北村英哲
略歴:
2004年京都造形芸術大学美術造形学科洋画コース卒業
1981年京都府生まれ
個展:
2007年「bus」ギャラリーはねうさぎ(京都)
2005年「雲」mori yu gallery(京都)
グループ展:
2011年「ニットで散歩たまにスケッチねぐせとめがね
ちょっとひるね残暑お見舞い申し上げます」ギャラリー恵風(京都)
2010年「四人展」カリモク家具大津ショールーム(滋賀)
2009年「NAUTICA×ART life is art展」NAUTICA BLDG.(京都)
2006年「アートコートフロンティア2006」アートコートギャラリー(大阪)
2005年「VOCA展2005」上野の森美術館(東京)
「アートフェア東京」国際フォーラム(東京)
「ART in CASO」海岸通ギャラリーCASO(大阪)
2004年「混沌から躍り出る星たち2004」スパイラルガーデン(東京)