須藤敏浩写真展 「影法師のいでたち」
カラー陰画写真(カラーネガフォト)の衝撃
しゃしんには陽画写真と陰画写真があります。ファインダーから見た像と同じ像が写っているのは陽画写真です。陰画写真では、像の形は同じですが、明暗濃度は逆に、色彩は補色に写っています。
影法師のカラー陰画写真では、影法師が明るく色彩を帯び、立体に感じられ、周囲は暗く写っています。このようにカラー陰画写真の印象は常に予想を超えていて、アート的な作品制作に適していると思います。
展示作品は最近一年間に私自身の影法師を撮ったもので、カメラはTC-1、ポジフィルムはプロビア400xです。
この個展は2回目で、初回は2006年にギャラリー繭(京都)でし、翌年にアルバム「影法師」を出版しました。
2014年9月16日〜9月21日