4人のしごと+GUEST
京都教育大学美術科・特修美術科出身の同期生の「しごと」展です。それぞれ個別に制作発表を続けており2~3年ごとに4人のグループ展を開催しています。4回目の今回はゲスト出品として書道専攻出身の中村美知生氏を加えた5人の「しごと」です。
梅澤豊はロストワックス鋳造を中心にシニカル目線で環境問題や日本文化をテーマにして手のひらサイズにこだわったオブジェを制作。
多羅間拓也は空間に曲面を構成することで、風の様々な表情を表現。素材は沢胡桃(さわぐるみ)や楠の木などを使用。
山中隆は2002年よりTHINKING BY PAINTINGのタイトルで、絵画の始まりはどのようなものか?をキャンバスに指(手)で描く方法で追求。今回のテーマは“光”。
吉行敏和は「時には大空を、海を、野原を、旅する風を私の風として・・憩う」をイメージテーマに和紙、ポリエチレン等の羽根とステンレス鋼、竹、鉄、木等の複合材を使用して制作。
中村美知生はここ数年、社会の中の人間や人間の感情・・・等を『○△□』で象徴・集約し、
『○△□』のいろいろな有り様から『人間の有り様』を考えようと試みている。
5人の「しごと」ご高覧いただけましたら幸いです。
2012年11月13日〜11月18日