本展覧会は京都造形芸術大学 美術工芸学科 総合造形コース三回生の進級制作展です。展覧会タイトルの「鳥肌」とは感情が高ぶった時に起こる生理現象であり、自らの意思ではコントロールできない人間の動物的、本能的な感覚です。パソコンやスマートフォンを使えば簡単に情報を手にすることができる現代において、身体が未知の存在と直接触れ合う機会は減っています。そんな時代の中で、私たちは感情が高ぶるような体験を何処でしているのでしょうか。「鳥肌展」では、作品を通して私たちが感じる鳥肌的感覚を共有してもらえればと思います。是非ご高覧下さい。