梶 芳正 個展に寄せて
梶さんとは熊本展の時に出会った。
陶立体を釉薬をかけずに土肌をあらわにする焼締め陶、
現代の自由な焼締め表現の数々を見せてもらった。
土の選択と成形、そして焼成の技法を組み合わせる事によって、
過去にはない新たな造形表現を生み出している。
新しい年になり、2ヶ月が過ぎた頃に彼から連絡があり、
窯焚を予定しているが、今はかなりのプレッシャーがあるという。
どんな作品が出てくるか楽しみである。
武田 浪
2016年6月7日〜6月12日