普段考えていることを東京から持ち出して、いつもとは違う景色の中で考えてみよう。と思い、夏の間をベルリンで過ごすことにした。ある景色をみるとき、その「みる」ことは「感じる」ことや「考える」ことと切り離せない。
景色と考えはお互いに流れ出して、混ざっていくみたいだ。だからこの夏、私のみた景色の中には、地域や記憶や個人や思いがふわふわと混ざり合っている。その景色をもう一度眺めてみたい、と思う。
2016年4月26日〜5月1日