申恩子陶芸展 -漆・金・青磁の夢-
神は自然を創造し、人間は芸術を創造したのか。
私は風、蝶、花びらのような自然の要素から
作品の形状を想い浮かべる。
直線より曲線を主に使用して自然の流動的な形を表現し、
自然物の根本的な形態である円、正方形、楕円、
そして幾何学的形態がモチーフになる。
特に韓国の漆器歴史の中で材料を融合した
陶胎漆器の制作をしている。
土の上に花を咲かせる漆の魅力は時間が経つ中に
春、夏、秋、冬の表情を盛る。
これは他の場所で感じることができない漆の魅力である。
私は四季の表情で、秋と冬の色が特に好き。
これに金箔に色が加わると新たなスタートを
準備する冬の色が深く咲き上がる。
2013年1月15日〜1月20日